肘の痛みと病気

変形性肘関節症

ここでは肘の痛みの原因となる病気のひとつ、変形性肘関節症の原因や治療について説明していきます。

変形性肘関節症は変形性関節症が肘関節に起きている状態のことを言います。変形性関節症とはその名の通り関節が変形する病気で、関節の中の軟骨や骨が変形していく進行性があるのが特徴の病気です。
変形性関節症は全身のどの関節でも起こる可能性がありますが、基本的に荷重関節(足関節・股関節・膝関節)の方が、負担が小さい非荷重関節(肩関節・肘関節・手関節)よりも発生率が高く、これは荷重関節の方が軟骨へかかる負担が大きいからです。
変形性関節症の中でも肘の割合は1%ほどと言われていますが、近年はパソコンなどの普及によりその発生率は少しずつ上昇傾向にあります。

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また変形性肘関節症の症状である変形が原因で、肘から手首に伸びている2本の骨のうちの小指側を通る尺骨に通っている尺骨神経を圧迫してしまい、肘部管症候群を併発することも少なからずあります。

変形性肘関節症の治療は基本的に保存療法となります。ストレッチや温熱療法で関節の本来の動きを取り戻す治療、ひどい場合では関節内注射などの治療を施します。尺骨神経麻痺が併発していたり日常生活での動作において不自由な状態である場合は、肘関節形成術などの手術療法を考えることになります。


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