肘の痛みと病気

肘の痛みと腱鞘炎

ここでは肘の痛みと腱鞘炎の関係について説明していきます。

肘の痛みも腱鞘炎もどちらも手首や指の酷使によって起こる疾患で、その点で近い存在であると言えるでしょう。
腱鞘炎という病気について説明すると、指には腱という筋肉と骨を繋いでくれる役割の繊維質で出来たひも状のようなものがあります。さらにこの腱は腱鞘という刀でいう鞘のような役割のもので覆われています。腱鞘の中には滑液という腱の動きをなめらかにする潤滑液が入っています。
腱鞘炎とはこの腱鞘が炎症を起こして腱のすべりが悪くなり、指を動かすたびに痛みが発生するという病気なのです。

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さて、「指先の細かい動き」と言えば、現代ではパソコンやマウスの操作がそれにあたりますが、実際は長時間「指を使うこと」以上に「指を使う姿勢」に問題があると言えます。
キーボードを叩くときにキーボードの角度を立てていると、手首は上方向に曲げた状態で指先を動かすことになります。この姿勢が非常に筋肉や腱に負担がかかることになり、これこそが肘の痛みや腱鞘炎に繋がる大きな原因になるというわけです。手首と肘の角度が自然にゆったりとできる状態なのであれば、ある程度の長時間のパソコンの操作でも痛むことなく出来るでしょう。

また、これは何も手首に限ったことではなく膝や腰など他のあらゆる関節に対しても言えます。例えば首の場合だと、仰向けに寝転んだ状態で首を上に向けて本を読んでいるとしばらくして首が疲れてきます。これを繰り返していると次第に肩が凝ってくるのが、上記と同じ要領で起こる痛みです。何をするにも、姿勢というのは非常に大事なことが分かります。

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